情報量で読み解く細胞の生命現象

研究概要

生命現象の解明を念頭に、情報量を基軸として、細胞内情報伝達をつかさどる機構を計測されたデータにもとづいて同定する方法を開発します。また、得られた結果の信頼性を評価する方法を開発します。ガンに関係する少数分子種間の反応の連鎖を情報量の流れとして特徴づけます。加えて、免疫系における遺伝子発現ネットワークを同定します。健常系と疾患系との比較により、ガンや免疫疾患の診断・治療につながる知見を得ます。

研究代表者
樺島 祥介
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東京大学大学院理学系研究科教授 

主たる共同研究者
宇田 新介九州大学生体防御医学研究所准教授
佐甲 靖志特定国立研究開発法人理化学研究所開拓研究本部主任研究員
幡野 敦新潟大学システム生化学分野助教